NMNを経口投与する事によって「どのようなリスクがあるのか?」、「危険性などはあるのか?」というのは気になるところです。
NMNはマウスの実験においては期間的な面も含めて実証データは充実しているが人間においてはここ数年の実証データーしかないという状況です。
正直危険性においてはまだまだ確定的な事がなく分かっていないことがたくさんあります。
しかし研究は年を追うごとに結果が公表されているので絶えず危険性についての認識も変化しています。
ただ販売目的の業者などの不明確な広告キャッチコピーではなく医学の研究チームによるデーターなどで「危険性がない」とする根拠づけが一番説得力のある情報であろう。
NMNの危険性は臨床試験ではどうだったのか?
先程説明したようにマウスでは危険性がないことが分かっている。
問題は人ですが実は2016年に人でも危険性など人体に悪い影響がないか臨床試験による調査を行いました。そこでは世界で初めて、人で投与したNMNの量に応じちゃんとNADの量が増えている事が確認でき慶應義塾大学よる今井氏を含む研究チームの結果、危険性はなく問題が無かったと報告されている。
ただしこの試験結果は40~60歳の男性10人を対象で、500㎎の単発的な投与結果の場合のみです。
長く摂取した場合、人体による危険性があるかは立証できていないものであった。
しかし東京大学の研究で2022年5月NMN250mgを65歳以上男性42人に12週間投与した結果安全である事を確認できた。
NADの血中濃度が順調に増加し運動機能などが改善。他にも長期で投与が可能か試験が行われているが現在のところ「危険性がある」というデーターは発表されていない。
これまで単発投与の実験が多かったが3ヵ月に渡り経口投与でのNMN摂取も問題が無かったことが分かった。
ただあくまでも数十人の臨床実験であるため確定的な結果と決めるつけるのはまだ早いだろう。
しかし外国だが2021年でも中国の四川大学では42人が250mgで6~12週間の臨床試験や2021年12月にも10人の健常者に100mg、250mg、500mgのNMNを段階的に1週間に一度経口投与した結果は共に安全だったという結果が報告されている。
その他にも実験結果は公表されていないが興味深い株式会社StateArtの点滴によるNMNの臨床実験やある一定の病気の方のNMN経口投与などあらゆる角度から臨床実験数は確実に増えてきている。
これらを見る限りですと公表されている実験では危険性は確認できていないが数年先でもNMNサプリなどを経口投与して良いかはまだまだ日が浅いNMNでは立証できないのは認めざる負えないであろう。
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